楽器の健康効果
<フルートやオカリナを吹くことで得られる健康効果について>
実はフルートやオカリナを吹くことで
得られる健康効果はたくさんあります。
フルートとオカリナは優しい音色で
佇まいも美しくみえますが、
腹圧をかけて息を吐き続けるので、
意外とじんわり体が温かくなって
汗ばむ程度の運動量はあります。
腹式呼吸を繰り返すので、よく生徒さんには
「もしかして痩せますか?!」
と聞かれます。
確かにお腹まわりの筋力を使い
深い呼吸を続けるので、
私自身 運動はあまりしていませんが、
基礎体力は身についています。
フルートやオカリナを吹くだけでは
痩せないと思いますが、
何もやらないより効果はあると思います。
フルート・オカリナを吹くことで
期待できる健康効果は
私は主に3つあると考えます。
①リラックス効果・ストレス軽減
②お腹まわり・腕の筋力への効果
③脳から体への伝達強化
それでは1つずつ解説していきます。
【リラックス効果・ストレス軽減】
これは私が楽器を演奏していて一番感じる効果です。
フルート・オカリナを吹く時の呼吸法は腹式呼吸です。
腹式呼吸には、
・リラックスしているときに働く「副交感神経」を刺激する
・血液やホルモンの循環がよくなる
これらの効果があり、
緊張からの解放・精神の安定・心身の休息と回復などの作用が期待できます。
腹式呼吸のリラックス効果は
医学的にも認められているようですが、
私がフルート・オカリナを吹いていて
「あ〜、気持ち良い!」と感じることは
・自分の息がフルート・オカリナ特有の
優しい音色に変わること
・自分の息で音楽を自由に奏でると、
自然とメロディーに感情をぶつけられること
これが何よりのストレス解消になります!
【お腹・腕の筋力への効果】
腹式呼吸は、息を吐く時にお腹を背中に近付けるようなイメージで徐々に凹ませ、
息を吸う時にはお腹を背中から離れていくようなイメージで膨らませます。
お腹まわりと背中を意識的に動かすことで、
普段使わないインナーマッスルが鍛えられます。
また、楽器を横に構えて支えるため、腕の筋肉も使います。
筋トレのようなキツさは全くないので、ご安心ください。
【脳から体への伝達強化】
楽器を演奏する人は、
楽譜から視覚的に音符を見る→音を認識する→運指を考える→音を出す&指を動かす→音を聴く
これだけの動作を一気に一瞬でやっています。
初心者でもプロでも
スピードの差はあれど、みんなやっています。
すごくないですか??
しかも腹式呼吸しながらです。
これらの動作は全て脳からの司令でやっています。
脳と身体をフルに使うことで健康効果があり、しかもリラックス効果もある…
楽器演奏ってすごいですね!
楽器を演奏した経験がない方は、
この気持ち良さをぜひ体験してみて下さいね。
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